垣根涼介さんといえば、地元では誰もが知る『諫早市出身の直木賞ノミネート作家』
そして、今、まさに、2回目のノミネート!
市内にワクワクドキドキ感が高まる中、ご実家が初めて一般公開されるとの情報を聞き、さっそく行ってきました!!
「垣根さんのご実家は、諫早市長田地区で代々続く名家らしい」
ということは、地元の情報通なら知っていること。
今回、よくよく調べてみると、なんと!佐賀藩諫早領の『郷目付』
第13代は西南の役に出陣されたとか( ゚Д゚)
400年前から続く名家で、垣根さんは第17代にあたり、高校卒業までこちらに暮らしていらしたとのこと。
今回、一般公開されたご実家・西山家武家屋敷は、
前回のブログで紹介した『畳破り』が開催された楠公神社のすぐ近くにあり、
地域のイベントに合わせて一日限定で公開されたもの。
江戸末期に火事のあと、現在の建物が新築落成し今年で157年。
長崎街道の脇道・多良海道沿いにあり、
約1,500坪の広大な敷地に、広大な庭と石垣で囲まれた武家造りの母屋
茅葺屋根だったという屋根は、近年トタンできれいにリホームされたとのこと。
家の中に入ると、ケヤキの大黒柱や杉板一枚ものの廊下、杉の木目が巧みに配置してある座敷天井、江戸からの客人書道家によるふすま、刀掛けなど当時の面影を残す品々。
こんな武家屋敷が諫早に残っていたなんてΣ(・ω・ノ)ノ!
市内在住の垣根さんのおばさんご夫妻に丁寧に案内していただき、
ただただ感動のひと時でした。
そして、いよいよ受賞作発表の日となります。
文、写真/坪内 理子