新着情報

地産地消「いさハヤシライス」完成!

こんにちは。

野菜ソムリエプロの数原有希子です。

ご報告です。

このほど、諫早市内の中高生と共に考案していた、

地産地消のレシピ「いさハヤシライス」が完成しました。

諫早市(いさはやし)とハヤシライスをかけて「いさハヤシライス」です。

(イラストはイメージです)
ハヤシライス イラスト無料

 

今月、お披露目を兼ねた、

試食会を開催します。

 

 

 

この取り組みは、

地産地消「いさハヤシライス」レシピ開発プロジェクト。

 

諫早の中高生(諫早高校、附属中学校、日大高校在校)で

地域おこし、国際協力、中高生が輝く場所づくりをテーマに活動している、

「おこしwings(ウィングス)」というグループから、

地元の食材を使った、諫早らしいレシピを考えて、街に貢献できないかと、

相談を受けたのがきっかけです。

 

日頃は、進学校に通う中高生で、家で包丁を持つ機会はほとんどないそうですが、

お弁当を作りたい。お肉に野菜のソースをかけてはどうか。など

想像が膨らむ子どもたちに、

以前から私が温めていた、あるレシピを提供させてもらいました。

 

それが「ハヤシライス」。

 

ネーミングは

「いさはやし(諫早市)」と「ハヤシライス」で「いさハヤシライス」💖

諫早の食材をたっぷり使い、トッピングも工夫して・・・

これなら、みんなの想いを実現させてあげられるのでは、などと、

この時点ですでに、ひとり、ニヤニヤしていました(笑)。

 

まずは、諫早の食材を使って、市販のルーを使わずに、

自由な発想で、独自のハヤシライスを作ってきてね!

そんな呼びかけで集まった第1回目の試作会。

 

学生たちが一生懸命考えた、

個性豊かなハヤシライスが集まりました。

IMG_4492

IMG_4493

IMG_4494IMG_4495

IMG_4496

IMG_4497

IMG_4499

この中から、

ナスを入れると食感がいいね!

たまごをトッピングに使うと可愛くていいね!

緑色のアスパラも映えるね。揚げるのは手間がかかるから茹でたら?

中でも、みかんのジャムを入れるというアイデアがヒット!

 

それぞれの良いところを取り入れ、アレンジして組み合わせ、

試行錯誤しながら、試作を繰り返し、

連日、ハヤシライスと向き合うこと3か月。

それぞれの味の好みもあり、

みんなのアイデアをまとめるのはとても大変でしたが、

オリジナルのレシピが、ついに完成!!!

この間、何度ハヤシライスが食卓にのぼったことか。(笑)

学生たちも勉強、試験、文化祭など学業と並行して試作を重ね、

クオリティを高めるために頑張りました。

 

保護者の方からも、

「娘が一生懸命、頑張っています。いい経験になりますね」

「最近、ハヤシライスの日が多いけど(笑)、酸味と甘みのバランスが

結構楽しくて、完成が待ち遠しいですね」などなど。

嬉しいご感想。

 

そんなこんなで、

完成した「いさハヤシライス」がこちら!

いさハヤシライス完成

 

 

 

 

 

 

諫早市内の東西南北に点在する各直売所から、

その土地、自慢の食材を選び、工夫に工夫を重ねました。

 

使用した食材をご紹介します。

●「いさはや玉ねぎ」

タマネギ

 

 

 

 

 

●「諫早産のナス」

ナス

 

 

 

 

 

●ハヤシライスと言えば、牛肉のイメージですが、

諫早のお米を食べて育った「諫美豚」を使用。

諫美豚

 

 

 

 

 

 

●伊木力みかんで作られた無添加の手作りジャム「不知火ジャム」

(取り扱い店:からたち会 多良見町農産物販売所)

みかんジャム

 

 

 

 

 

濃い甘みと上品な香りが特徴。

諫早特産のみかんジャムを入れることで、オリジナル性を高めました。

 

●お米は、轟狭の棚田米(もちろん新米!)

米

 

 

 

 

 

 

●水はすべて、名水百選にも選定されている轟の湧き水を使用します。

轟湧き水2

轟湧き水1

 

 

 

 

 

●ご飯には、

栗のような食感と、鮮やかな黄色が特徴のジャガイモ「ながさき黄金」を

一緒に炊きこみ、太陽の光を浴びた、諫早の大地を表現!

(取り扱い店舗:フレッシュ251)

ながさき黄金 

ながさき黄金 断面

バターライス

 

 

 

 

トッピングにもこだわっています。

このゆで卵とアスパラは・・・

茹で卵

諫早の秋の大祭「のんのこ祭り」で

皿踊りを踊る時の衣装の笠と、踊っている手を表しています。

 

●使用している「たまご」は、

諫早農業高校の寺峰農場で飼育されているニワトリのたまご。

高校生同士、農業高校の生徒さんとも、ちょっぴりコラボ☆

(取り扱い店舗:Aコープ ファルト店)

たまご

寺峰農園

たまご黄身

 

 

 

 

そして、一番こだわりたかったトッピングは、諫早のシンボル「眼鏡橋」!

四角いコーンを、石橋の石に見立てています。

眼鏡橋

 

 

 

 

 

 

 

 

全国各地の眼鏡橋は、半円ですが、諫早の眼鏡橋は、楕円形で

本当の「めがね」のように、真ん中にくぼみがあるのも特徴です。

眼鏡橋

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな細かいところも、表現しています。

 

令和元年の今年、眼鏡橋は架橋180年を迎え、

市内では様々な記念行事が開催されています。

「いさハヤシライス」も令和元年誕生ということで、

公式のロゴマークをいただきました。祝!

いさハヤシライス綺麗な写真

ロゴ(眼鏡橋180)03-01

 

 

 

 

 

 

 

 

多くの皆様にご協力いただき、完成した「いさハヤシライス」。

味の特徴は、野菜の特徴を生かした独自のブレンドと調理方法による、

コクと旨み。

さらに、「米酢」をちらっとかけると酸味派にも好評!

酢

 

 

 

 

 

 

オススメの米酢は、こちら。

原材料の米は諫早産。完全手作り。無添加。酸味と甘みのバランスが絶妙。

(取り扱い店舗:有限会社 三縄商店)

 

ということで、どの食材も、地元の自慢の逸品ぞろい!

それらを掛け合わせて、オリジナルの「いさハヤシライス」に仕上げています♬

 

この「諫早」を一度に味わえる「いさハヤシライス」。

令和元年10月19日(土)正午ごろ(時間は予定)

アエル商店街で開催される「いさはや国際交流フェスタ」にて、

ミニ試食会を開催します♬

 

試作を重ねて腕をあげた学生たちと、

当日400食を作り、ご提供させていただきます。

(プリンカップのミニサイズ)

是非、ご来場いただき、ご賞味ください♬

 

尚、当日会場は、

「いさはや国際交流フェスタ」(ハロウィンコーナー、食の広場など)と

「諫早パラフェス2019」(ステージイベント、屋台、バザー、クラフト体験など)

の、コラボイベントが開催されます。

見どころ、満載!楽しいイベントも企画されていますよ。

多くの皆様のご来場を、心からお待ちしております!

 

文 / 野菜ソムリエプロ 数原有希子(すはら・ゆきこ)