こんにちは。
数原有希子です。
日中は、まだまだ暑い日が続きますが、
朝夕には、少し秋めいた風を感じるようになりましたね。
食卓にも、そろそろ初秋の味覚がのぼりはじめました。
8月頃から店頭に並び始めた「梨」も
この季節ならではの果物ですよね。
シャリシャリっとした食感と
甘くてジューシーな味わいが大好き!
という方も多いのではないでしょうか。
そんな「梨」の中でも、
飛びきり美味しいブランド梨が
私たちの街、諫早で栽培されていることをご存知でしょうか?
諫早市本明町の平松地区では
30年以上前から「平松(ひらまつ)梨」という
瑞々しくて甘みの強い、
美味しい梨が栽培されています。
以前から知っているよ、という方もおられると思いますが、
え?諫早で梨?という方も多く、
これまでは、知る人ぞ知る存在だったようです。
そんな「平松梨」が、
「いさはや梨」(いさはや無袋梨)
と名前を改め、
再デビューしました☆
これは、諫早もりあげガールズとしても、
野菜ソムリエPROとしても、興味しんしん!
ということで、
「豊水」という種類の初出荷の日に合わせて、
取材に出かけてきました♬
8月24日。
平松地区の選果場。
早朝から、梨を選別する作業が行われていました。
前日に収穫したばかりの梨がずらり。
作業をされる方々に、
梨の見分け方や、手順が説明されたあと、
梨は、機械で、重さや大きさごとに振り分けられます。
このあと、手作業で、
重さ、形、色のつき具合、傷の有無などにより、階級ごとに選別し、
ひとつひとつ箱に入れていきます。
愛情いっぱいに育てられた梨を傷つけないように、
丁寧に、丁寧に、箱詰めされていました。
梱包された梨は、
主に長崎と諫早の市場に出荷されるそうです。
さて、この「いさはや梨」。
どんな畑で栽培されているのでしょうか?
じゃ~ん!こちらです!見事な梨園です!
梨が鈴なり~!
真っ青な秋の空に、
梨のオレンジがかった肌が
輝いて見えます!
こちらは、いさはや梨の生産者でつくる
「いさはや梨研究会」の会長 川原晋さんの梨園です。
いさはや梨の一番の特徴は、
袋をかけずに栽培する「無袋栽培」だということ。
袋をかけずに太陽の光を存分に浴びることで、
甘みが強くなるそうです。(糖度12度以上)。
袋で保護しないため、傷がつくこともあるそうですが、
味は天下一品!!!
手間も時間もかかり、害虫対策など技術的にも難しいそうですが、
味にこだわり、皆さんに美味しい梨を届けるために、袋は使わないそうです。
生産者の古賀さんは、
「苦労もありますが、皆さんから美味しいと言っていただけるのが
何よりの励みです」と、日焼けした素敵な笑顔で話してくださいました。
とくに今年は、少雨の影響で、
平均糖度が13~14度とのこと。
どれも食べても美味しいそうですよ!
それでは、私も「いただきます!」
ぱくっと頬張ると、、、
なに?なに?このジューシー感!
口いっぱいに、果汁が、じゅわわわわ~~~~~~っ!
そして、あっま~~~~~~い!
梨の味を極めた、究極の梨!
しあわせ~~~~~~!
ご近所さんにお配りしたり、訪問先への手土産にしたり、
遠方の親戚に送ったりしたところ、
皆さん誰もが「美味しいー!」と喜んでくださいました。
わずかな収穫、出荷期間のために
丸々1年かけて、愛情を込めて育ててこられた「いさはや梨」。
始めにご紹介した箱詰めの梨は、主に市場に出荷されますが、
市民の皆さんに身近に食べていただきたいと、
JAながさき県央の直売所「きん彩」でも販売されています。
(今年の出荷は9月10日までの予定)
完熟の状態で出荷されていますので、常に食べ頃です。
お土産やプレゼントにも最適ですね。
ただし、お店に並ぶ曜日や時間が限られています。
さらに、お店に並んでも、すぐに売り切れるそうです。
「いさはや梨」を、是非食べてみたい!と思われた方は、
お早目のお問合せがおススメです♬
(JAながさき県央「きん彩」0957-24-2199)
やみつきになる「いさはや梨」!
誰でもが、うまか~!と唸る「いさはや梨」!
是非、是非、味わってみてください♬
おしまいに、
ちょっと調べてみたら、梨の花言葉は「愛情♡」だそうです。
愛情いっぱいに育てられた「いさはや梨」が、
今後ますます諫早のブランドフルーツとして、
広く、多くの皆様に愛され続けることを心から願っています♡
今回の取材にあたり、多大なるご協力をいただきました、
いさはや梨研究会の皆様、JAながさき県央の皆様。
出荷作業でお忙しい中にもかかわらず、
笑顔で親切に取材に応じていただき、誠にありがとうございました。
尚、去る9月1日に
「いさはや梨研究会」様と
「もりあげガールズ」の
コラボイベントを
開催させていただきました。
当日の模様は、後日、こちらのブログでご紹介させていただく予定です。
お楽しみに♬
ここまで、長文をお読みくださり、ありがとうございました。
文 / 数原(すはら)有希子
写真/ 数原(すはら)有希子