ガールズブログ

2018.4.21「編んだもんだら」に学ぶ女性のヤル気引き出しセミナー

東日本大震災で被災されたお母さんたちが編むエコたわし「編んだもんだら

宮城県在住のまちづくりファシリテーターの足立千佳子さんが、震災後、女性支援の必要性を痛感し、女性たちの人権の尊重、コミュニティの形成、暮らしの再建となるツールとして作り上げられたしくみです。

31779510_1611824575583109_6819084129494106112_n

今回は、その発想のユニークさや、足立さん自身のパワーや楽しさを学ぶ機会として、市の人権・男女参画課と協働で、セミナーを企画しました。

IMG_2393はじめに、東日本大震災の後、足立さんが取り組まれてきた活動の紹介があり「編んだもんだら」が生まれた背景について話していただきました。

「とぼけた姿ではあるけど、そこにはたくさんのリアルがつまっている」

言葉にできないほどの辛く悲しい状況の中から、それでも女性の強さと笑顔で前向きに対話や試行を重ね、日々の生きがいとして、ビジネスとして東北の海の恵みを編み上げていったおばちゃんたち。

足立さんは「さざほざ」という方言で表現をされましたが、「和気あいあいと」「身の丈にあった」活動に共感する部分がたくさんありました。

セミナーの後半は、参加者によるワークショップ。地域の課題や魅力を整理し、自分たちがもっている資源に気づき、それをどう活かすかについて対話する時間でした。

IMG_2317IMG_2348

初対面の人もいる中で、女性らしく”和気あいあい”と対話はすすみ、「諫早は落ち着いていて、暮らしやすい」「食べ物がおいしい」「子育てしやすい」「人と人のつながりがあたたかい」といった強みや「情報がまとまってない」「車がないと買い物が不便」「学びの場が少ない」などの弱みについて意見交換をしました。

セミナー終了後は、もりあげガールズメンバーと足立さんとで懇親の場を設けましたが、足立さんの飾らない人柄と明るさに、すっかりエンパワーされ、”私たちもがんばろう!”と気持ちを新たにすることができました。

なお、今回は、翌日開催された「諫早グルメフェスティバル」のために、特別に「うないさんもんだら」を編んでいただきました。さすがの人気で即完売!となりましたので、現在、追加発注をしています。入荷後は、観光物産コンベンション協会などで販売される予定ですので、お楽しみに♪

IMG_6952

IMG_2182

文/村川美詠 写真/川原孝子(フォトグラファーMILK)

新日本歩く道紀行100選ウォーキング in 諫早つつじ祭り

「新日本歩く道紀行100選」とは、日本全国の美しい歩く道資源を10のテーマに分けそれぞれ100道ずつ、全国で1000の道が選定されるものです。
諫早市では5つのコースが「新日本歩く道紀行100選」に認定されました。
この5コースのウォーキングマップ完成を記念し開催されたウォーキングで、私たちはガイドを担当しました。2018つつじまつり52018つつじまつり4

今回は、つつじが満開の「諫早つつじ祭り」会場をスタートし、『日本浪漫派詩人伊東静雄が詠んだ高城回廊を訪ねるみち』8kmのうち約3kmの見どころがギュッと詰まったポイントをセレクト。
前日の暴風雨が嘘のような快晴のもと、27名の参加者と出発!

まずは、重要文化財として国の指定を受けて60年、還暦を迎える眼鏡橋と満開のつつじを被写体に、フォトグラファーMILKさんの「SNSで使える写真の撮り方ワンポイント講座」IMG_7506
ワンポイント意識するだけで、こんなにも撮れ方が違うとは( ゚Д゚)2018つつじまつり1

諫早公園山城址の中腹にある「伊東静雄詩碑」前で、伊東静雄研究会の上村さんによる伊東静雄文学や諫早を題材にした作品の紹介があり、故郷を想う詩人の温かい作風にふれました。2018つつじまつり132018つつじまつり3

諫早公園山城址の山頂は、諫早市内や中央干拓地が一望できる絶景スポット。2018つつじまつり12

高城神社から道路と線路を渡り、天祐寺へ2018つつじまつり20
重厚な山門をくぐり、エキゾチックな石像にお参りし、奥の院でちょっと休憩
そして、満開の上山公園つつじ園へ
上山公園は、まさに、『まちなかの森林』。高低差のある散策道を歩いた先のつつじ園はとても素敵でした。
良いお天気と約3kmのウォーキングで心地よい汗をかきました♪2018つつじまつり21上山つつじ

車社会となってしまった今だからこそ、歩くことでふと感じる季節感や観えてくる地域の魅力を発見してみませんか?そして、歩くことで心身の健康づくりにも役立つ、一石二鳥、いや、きっとそれ以上の面白みがありますよ💛2018つつじまつり15

文 / 坪内理子
写真/ 川原孝子(フォトグラファーMILK)、数原有希子

焼き菓子とアイシングクッキーのお店 Story Bake

平成30年1月、高来町にオープンした「Story Bake」

スコーン

先週購入したスコーンが美味しくて今週もまた伺ったら、「もりあげガールズさんですよね!げなパネ見ました」と声をかけてくださったので、図々しく取材させていただきました(笑)
店主
オーナーの松永さんは高来町の出身で、おばあちゃんが50年間営んでおられた化粧品店をリノベーションして「30歳までにお店を持ちたい」という夢を叶えられたのだそうです。
「昔は賑わっていた商店街だったのですが、今は寂しくなってしまったので、この場所で開業して、まちに活気を取り戻したいと思ったんです。」なんと素敵な!

松永さんは、小さい頃からお母さんと一緒にお菓子を作るのが好きで、保育園の頃から「将来クッキー屋さんになる」と言っておられたのだとか。

「お菓子づくりは独学なんですよ~」と仰っていましたが、マーガリンは使用せず国産バターのみで作る、できるだけ地元のフルーツを使うなどこだわりを持って作っておられるようです。

陳列棚

お店の内装やインテリア、チラシなどはお友達に相談しながら、全部自分で考えられたそうですが、とても可愛くおしゃれに出来上がっています。

店内

カフェコーナーもとってもいい感じです。

カフェコーナー

今日はホワイトディの準備のために男性のお客様がおみえでした♪いいですね~(#^.^#)

男子

特にアイシングクッキーはプレゼントに大人気で、今月は送別会などのお礼品として注文が多いそうです。一つから予約できるそうなので、気軽に問い合わせてみてください。

アイシングクッキー

「土日だけですけど、これをきっかけてに高来に遊びにきてくれる人が増えると嬉しいです。」キラキラとした目でそう語る松永さん!こんな若い人が地元盛り上げようと頑張っておられるのは、本当に嬉しい!(^^)!
ダイエットは気になるところですが、応援したいと思います(笑)

外観
焼き菓子とアイシングクッキーのお店 Story Bake
〒859-0124 諫早市高来町里264-10
電話 0957-27-7686
営業時間 土曜・日曜 11:00~18:00

文、写真/村川美詠