「新日本歩く道紀行100選」とは、日本全国の美しい歩く道資源を10のテーマに分けそれぞれ100道ずつ、全国で1000の道が選定されるものです。
諫早市では5つのコースが「新日本歩く道紀行100選」に認定されました。
この5コースのウォーキングマップ完成を記念し開催されたウォーキングで、私たちはガイドを担当しました。
今回は、つつじが満開の「諫早つつじ祭り」会場をスタートし、『日本浪漫派詩人伊東静雄が詠んだ高城回廊を訪ねるみち』8kmのうち約3kmの見どころがギュッと詰まったポイントをセレクト。
前日の暴風雨が嘘のような快晴のもと、27名の参加者と出発!
まずは、重要文化財として国の指定を受けて60年、還暦を迎える眼鏡橋と満開のつつじを被写体に、フォトグラファーMILKさんの「SNSで使える写真の撮り方ワンポイント講座」
ワンポイント意識するだけで、こんなにも撮れ方が違うとは( ゚Д゚)
諫早公園山城址の中腹にある「伊東静雄詩碑」前で、伊東静雄研究会の上村さんによる伊東静雄文学や諫早を題材にした作品の紹介があり、故郷を想う詩人の温かい作風にふれました。
諫早公園山城址の山頂は、諫早市内や中央干拓地が一望できる絶景スポット。
高城神社から道路と線路を渡り、天祐寺へ
重厚な山門をくぐり、エキゾチックな石像にお参りし、奥の院でちょっと休憩
そして、満開の上山公園つつじ園へ
上山公園は、まさに、『まちなかの森林』。高低差のある散策道を歩いた先のつつじ園はとても素敵でした。
良いお天気と約3kmのウォーキングで心地よい汗をかきました♪
車社会となってしまった今だからこそ、歩くことでふと感じる季節感や観えてくる地域の魅力を発見してみませんか?そして、歩くことで心身の健康づくりにも役立つ、一石二鳥、いや、きっとそれ以上の面白みがありますよ💛
文 / 坪内理子
写真/ 川原孝子(フォトグラファーMILK)、数原有希子