自然

諫早市の花 ツクシシャクナゲ
国の天然記念物に指定されています!

諫早市の花「ツクシシャクナゲ」(筑紫石楠花)は、ツツジ科の常緑低木で淡紅色のきれいな花をつけ、日本産シャクナゲの中で最も美しい花とされています。

全国で2か所、福岡県豊前市と大分県中津市にまたがる「犬ケ岳ツクシシャクナゲ自生地」とここ「多良岳ツクシシャクナゲ群叢」は国の天然記念物に指定されるほど、全国に誇れる貴重な花です。

以前は原生林で日当たりも悪く、一般の方には見ていただけなかったものを、地元の高来山林協議会の皆さんが「大自然の不思議な力を多くの人に見てもらいたい」との思いから、日頃からボランティアで整備をされています。手作りの看板には「私しゃシャクナゲ多良岳育ち 里に降ろせばすぐ枯れる」と書かれており、会長の増山さんをはじめ、大切に、大切に、花を育てておられる皆さんの愛情が感じられます。

毎年4月中旬~5月の初旬にかけて花を咲かせますが、見頃の時期はとても短いので、「咲いたよ」という情報が入ったら、すぐに見に行ってくださいね~。

場所は、国立諫早青少年自然の家の先にある通称グリーンロードの近く「しゃくなげ高原」です。こどもの城からず~と登っていくと「→しゃくなげ高原」という表示がされています。

文/村川美詠 写真/川原孝子(MILK)、村川美詠

 

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